新潟まつりは、住吉祭、商工祭、川開き、開港記念祭という歴史ある4つの祭りが1つとなり、
昭和30年(1955年)に第一回がスタートしました。毎年8月上旬の金、土、日曜日に行われます。
3日間にわたって繰り広げられる新潟まつりの多彩な催しを期間中、是非ともお楽しみください。
新潟まつりのルーツである「住吉祭」が享保11年(1726年)に始まってから、令和8年(2026年)で300周年を迎えます。
かつて、洲崎町の湊元神社から始まった行列は、白山神社へと受け継がれ、御神輿とともに市街地を彩ります。
当初は「湊祭」と呼ばれ、新潟町の各町内で組を作り、纏や傘鉾、踊り屋台等の出し物が巡行しました。
夜には灯篭や提灯が出され、火影が佐渡からも見えるほどだったと言われています。
昭和30年(1955年)には、別々に行われていた「川開き」「商工祭」「開港記念祭」と1つになり、今日の「新潟まつり」として開催されるようになりました。
その後、新潟まつりはまちの発展に合わせて形を変えて引き継がれ、今も市民に愛される夏の一大イベントとなっています。
昭和30年頃の住吉行列
現在の住吉行列
廻船問屋が大阪の住吉神社からご神体を受け、地域住民にも信仰されるようになり、享保11年(1726年)に行列を組む祭りが行われました。これが「住吉祭」の起源だと伝えられています。水上みこし渡御は港の安全を祈り、みこしが信濃川を東から西へ渡御していきます。
発祥から300年経った今日、時代は変われども、海の安全を願い古くから続く神事は、厳かに、また華やかに。時代絵巻さながらの行列は、現在も人々に伝統文化の継承と歴史の重さを伝えます。
昭和4年の秋、商業振興を目的に広告パレードが始まりました。これが発端で「商工祭」の名がつけられ、戦後は各企業の趣向を凝らした山車が連なり、古町芸妓も総出で華やかさを競うなど、行列は延々5キロにも及んだといわれます。
明治41年、新潟は2回にわたり大火に見舞われました。一日も早い復興を期して、同43年に「新潟川開き協賛会」が結成され、9月10日・11日の両日、萬代橋下流の中州で、花火が打ち上げられたのが「川開き」の起源とされています。
新潟港は、安政条約による開港5港の1つとして明治元年11月19日に開港しました。昭和5年には開港60周年記念式典が開催され、それまでの記念日を「記念祭」として、史料展や物産展など多彩な催しが賑やかに開かれたそうです。